Gonohashi Ladies Clinic

五の橋レディスクリニック

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婦人科一般外来卵巣のう腫

卵巣のう腫は、卵巣の中に水のようなものがたまり大きくなっている状態をいいます。卵巣が直径3cm以上に大きくなっている人は、まったく症状のない方も含めて成人女性の約20人に1人いるといわれ、ほとんどは良性ですが、卵巣のう種の100人に1人は悪性(卵巣がん)といわれています。
以前は、早期の卵巣がんの診断は不可能でしたが、最近になって、超音波検査と血液検査の腫瘍マーカーの組み合わせにより診断率が向上しています。
超音波検査によって卵巣のう腫が発見された場合、そのパターンがどのようなタイプなのか診断します。そして血液検査で腫瘍マーカーを測定して、超音波検査、腫瘍マーカーどちらも良性の範囲内であれば、定期的に(1~3ヵ月おき)検査を行います。どちらか一方もしくは両方が良性の範囲を超えた場合は、CT、MRIといったさらに詳しい画像診断を行います。