保険適用のためには、厚生労働省で定められた条件を満たすことが必要になります。

1. 原則として、治療開始前に夫婦での来院が必要になります。
2. 婚姻関係(=法律婚)の確認書類提出が義務付けられました(婚姻関係等申告書、不妊治療同意書はクリニックに準備してあります)。
   
   • 婚姻関係で同姓：婚姻関係等申告書のみ
   • 婚姻関係で別性：婚姻関係等申告書、戸籍全部事項証明書(戸籍謄本1通)
   • 事実婚：婚姻関係等申告書(子供の認知への意向確認、および同一世帯でない場合にはその理由への記載が必要)、各々の戸籍全部事項証明書(戸籍謄本合計2通)
   • ご夫婦ともに外国籍：　不妊治療同意書への記載
3. 年齢・回数制限について
   人工授精：年齢、回数の制限はありません
   体外受精：初回の月経開始後受診年齢、胚移植の回数で制限があります。
   
   • 初回が40歳未満で開始した場合：通算「胚移植」６回まで
   • 初回40歳以上43歳未満で開始した場合：通算「胚移植」３回まで
   • 治療開始日が43歳以上では保険適用はありません(上記でも43歳以上は新しい周期には入れません)

   ＊保険適用の経過措置として、2022年４月２日から９月30日までの間に誕生日をむかえる女性の一部に特例があります。